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キャリアオイル:カレンデュラオイル
カレンデュラの花を植物油に漬け込んで成分を抽出します。
色が濃く、誤って衣類などにつけてしまうと落ちにくいので、注意しましょう。ビタミンAやフラボノイドを含み、傷ついた皮膚や粘膜、血管を修復して保護する働きのほか、肌を引き締める収れん作用があり、シワやタルミの予防・改善、角質除去、保湿など、美容効果が非常に高いオイルとして有名です。
また、手作りクリームの材料としても人気があります。
一般的なキャリアオイルより高価なため、ほかのキャリアオイルに適度にブレンドしてもよいでしょう。
妊娠中の人や乳幼児、高齢者にも使えるキャリアオイルです。
キャリアオイル:カメリアオイル
日本では昔から髪油として知られ、日本固有の植物である椿から採れるオイルです。
日本ではこのオイルを古くから髪油として利用していました。
そのままヘアオイルとして使ったことのある人も多いと思います。
育毛効果があり、頭皮への潤いと栄養を与えることで髪にツヤを与え、ふけやかゆみ、抜け毛などを予防します。
保湿効果のあるオレイン酸が約90%と豊富な一方、リノール酸が極端に少ないため、肌になじみやすく、酸化しにくい特徴があります。
日本ではこのオイルを古くから髪油として利用していました。
精製されたカメリア油は、比較的サラっとしていて独特のにおいもほとんどしませんが、未精製のものは香りが強いので、ほかのキャリアオイルに20%程度ブレンドして使うと使いやすくなるでしょう。
ヘアケアだけでなく、スキンケアやアロママッサージのキャリアオイルとしても最適です。
キャリアオイル:キャスターオイル
トウゴマから抽出されるキャスターオイルは全身の免疫力を強化し、身体にたまった老廃物や毒素を排出する解毒作用が注目されています。
低温でも高い流動性があることから、工業用原料や潤滑剤として利用されることが多く、食用には用いません。
アロマテラピーでは湿布に用いることが多いオイルです。非常に粘度が高く、肌への浸透性もあまりよくないので、マッサージ用のトリートメントオイルとしてではなく、局所に塗布するオイルとして使用するとよいでしょう。
インドや中国、エジプトでは、下剤として古くから用いられており、日本では「ひまし油」の名でも知られています。アーユルヴェーダでは、腰痛やリウマチの薬としても利用されてきました。香りを保留するので、精油の香りの持ちがよくなるという特徴もあります。
キャリアオイル:オリーブオイル
オリーブオイルはオレイン酸とビタミンEを豊富に含み、肌の潤いを保って老化を防ぐ作用があるオイルです。
きめが細かく、もっちりと弾力のある泡立ちで、乾燥など肌トラブルの改善に適しています。
また、炎症やかゆみを抑える働きがあるため、日焼けや虫さされ後のケアにも効果があります。
古くからマッサージ用のトリートメントオイルとしてよく用いられますが、香りが強く、粘性が高く重いので、ほかのオイルに対して20%程度の割合で混ぜると使いやすくなります。
エキストラバージンオイルと呼ばれる一番搾りをはじめ、いくつかのグレードがありますが、それぞれ香りや成分は微妙に異なります。食用をはじめ、さまざまな用途に用いられるオイルです。
キャリアオイル:ウィートジャームオイル
ウィートジャームオイルはほかのキャリアオイルの10倍~14倍という豊富なビタミンEを含み、新陳代謝を活発にして肌にハリとツヤを回復させるオイルでシミやそばかすを予防する効果も期待できます。
皮膚からの吸収がとてもよく、乾燥による肌ダメージの回復や皮膚炎の症状緩和に役立ちます。手荒れ用のハンドクリームや、唇のかさつきを改善するリップクリームに使用するのがおすすめです。また、筋肉疲労にも有効で、スポーツ後のトリートメントオイルにも向いています。
香りに少々クセがあり、やや重いオイルなので単体では用いず、ほかのキャリアオイルに10%程度の割合でブレンドして使います。
ブレンドすることで防腐剤の役目を果たし、オイルを長持ちさせる効果もあります。大量生産されないため比較的高価なオイルとなっています。
キャリアオイル:アボカドオイル
オレイン酸やレシチン、各種ビタミンが豊富で保湿力が高く、乾燥した肌に潤いとハリを与え、角質化した皮膚をやわらかくしてくれるオイルです。
浸透性にもすぐれ、単独で用いると濃厚でリッチな使用感がありますが、粘性が高く、のびが悪いため、ほかのキャリアオイルに10~20%の割合でブレンドして用いるのが一般的です。
アボカドオイルは化粧品の材料としてよく使用されます。また、低刺激なので乳幼児用の石けんの材料としても好まれています。
アンチエイジングに効果のあるオイルで、肌に栄養を与えて保湿し、皮膚の弾力を回復させてしわを予防するのに効果的です。
フェイシャルトリートメントはもちろん、角質化したかかとのケアなどにも適しています。
アロマ効果:ローズウッド
バラに似た落ち着いた香りの精油。バラに似た香りを放つことから、その名がつけられたローズウッド。
別名の「ボアドローズ」もフランス語で同じく「バラの木」を意味しますが、バラとはまったく異なる植物です。
そのやさしい香りが、落ち込んだときや、精神的に疲れてしまったときに気持ちを明るくさせ、元気づけてくれる精油です。
香水や化粧品の原料としての歴史は長いものの、アロマテラピーに使われるようになったのは比較的最近のことです。
香りのよい心材は家具や日用雑貨などにも用いられます。
ストレスを緩和し、心身のバランスを整えたり、スキンケアにも効果を発揮します。
アロマ効果:ユーカリ
呼吸器系に効くシャープな香りの精油。
クールでさわやかな香りが頭をスッキリさせ、集中力を高めてくれる精油です。
同じフトモモ科のティートリー同様、強い殺菌作用をもち、抗ウイルス、抗炎症、鎮痛作用にすぐれ、花粉症や風邪によるのどの痛み、鼻水・鼻づまりなどの呼吸器の症状や、感染症に効果があります。
また、筋肉痛や打撲の痛みをやわらげ、治癒を早める効果もあるといわれています。
ユーカリはオーストラリア原産の樹高が90mにも及ぶ高木で、先住民族のアボリジニは、傷にこの葉を包帯代わりに巻いて使っていました。
また、マラリアやチフスなどの治療薬としても用いられてきました。
アロマ効果:プチグレン
鎮静作用のあるフルーティな香りの精油。ウッディーな香りと柑橘系のさわやかさ、フローラルな甘さが絶妙にミックスされたプチグレンの精油は、ややドライで親しみやすい香りがします。
精油には同じ木の花から抽出されるネロリに似た働きがあり、怒りやパニックを鎮め、落ち込んだ気分をいやす作用があるといわれています。不安や落ち込みで夜寝つけないとき、ベッドサイドやアロマバスにこの香りを用いると、効果があります。
プチグレンとは[小さな粒]いう意味で、もともと葉からではなく、オレンジの小さく未熟な実から抽出されていたことに由来します。
この精油はオレンジからだけでなく、レモンやマンダリン、クレメンタインの果皮からも抽出されています。
香りが微妙に違ってくるので、それぞれ試してみるのもおもしろいでしょう。